The Radiance of Stillness and Motion: Bohemian Glass |
プラハ国立美術工芸博物館所蔵 |
「ガラス彫刻」の耀き―名品170件でたどるボヘミアン・グラスの美 |
極東の地は、ヨーロッパにとって芸術と技術の両面で、常に大きな挑戦の対象であると同時にインスピレーションの源泉であった。 チェコガラス、その「国の宝」は今もなお誇りであり、プラハ国立美術工芸博物館のコレクションに収められたこの宝物の中から厳選された名品170件の展示でご紹介するものです。 |
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プラハ国立美術工芸博物館所蔵 |
時を追うごとに多彩な表情を見せる造形美 ボヘミアン・グラス
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「展示構成」 |
本展は、現代のチェコ共和国周辺に花開いたボヘミアン・グラスの変遷を、15世紀から現代にいたるプラハ国立美術工芸博物館(プラハにある美術群)の収蔵品170件でご紹介するものです。 |
「展示構成」 |
第2章 ルネサンスとマニエリスム: 1550〜1650年頃 |
第4章 古典主義、帝政様式、ビーダーマイヤー様式、ロココ・リヴァイヴァル: 1800〜1865年頃 |
第6章 アールヌーヴォー、アール・デコ、機能主義: 1890年頃〜第二次世界大戦 |
プラハ国立美術工芸博物館「プラハにある美術群(博物館階段室ステンドグラスのバナー:部分)」 |
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プラハ国立美術工芸博物館は1885年にプラハ商工会議所により設立されました。 オーストリア(1867年以降はオーストリア=ハンガリー)帝国の領土では、商工業に関する権限は中央の国家機関が掌握し、それを進んで支えていたのが、貴族、知識人、実業家が関与する諸企業です。
美術工芸博物館の設立は数人の名士(中でも特にヴォイチェク・ラナ勲爵士)を中心に進められました。 同館は当初、商工会議所により運営された後、1948年に国営化されました。
現在、同館は国際的にも高く評価されるチェコ共和国屈指の国営施設です。 |
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過去数世紀間、ボヘミアン(チェコ)・グラスの物語は多数の紆余曲折を余儀なくされるも、ガラス製造の職人、技術者、造形作家、教師、起業家、経営者らは常に、その継続へとつながる独創的な出発点を見つけることに成功してきた。 ボヘミアンの過去と現在の芸術的ガラス製造の物語が、今後も将来性のある進化を続け、さらなる驚異をもたらすことは間違いない。 |
お問合せTel:03-3479-8600 |
参考資料:NEWS RELEASE No.sma0004、「サントリー美術館ニュースvol.251」、「ボヘミアン・グラス」図録他。 |
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